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子ウサギの鼓腸症2

  • 2010年01月03日(日)16時17分
  • by 中津動物病院 院長

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子ウサギの鼓腸症3

  • 2010年01月03日(日)16時05分
  • by 中津動物病院 院長

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子ウサギの鼓腸症4

  • 2010年01月03日(日)16時04分
  • by 中津動物病院 院長

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ウサギの臨床看護学 消化器官の機能を抑制する原因 

  • 2009年12月30日(水)15時39分
  • by 中津動物病院 院長

ウサギの食欲不振の大きな因子である消化管機能不全は日常よく見られる症例です。種々の原因で発症しますので、入院ウサギの管理上の要点でもあります。

消化管蠕動の抑制因子
1食餌中の繊維質の不足:ペレットを中止し、牧草中心の餌の構成にゆっくり変える。急激な変化は消化管内の微生物の活性や増殖に影響を与える。
2高でんぷん質の給餌:バナナ、キャットフード、イモ類等はウサギには不適当な餌です。小腸で直接栄養素の消化と吸収を受けて、盲腸機能を高める働きが無い為です。また過肥になり易い餌と言えます。
3食欲不振:種々の原因で食欲不振が続きますと、食物繊維、水の補給が途絶え、盲腸内容が枯渇します。盲腸内の有用な微生物群が死亡し、重篤な下痢を起こすか、盲腸内の水分が不足して、盲腸内容が乾燥し、いわゆる盲腸便秘を誘発します。
4慢性的な脱水:ウサギのコクシジウムが寄生している個体が多かった過去においては、ウサギに水を与えると死ぬと言う都市伝説がありました。今ではこうした事を信じる人は少ないと思いますが、ウサギは新鮮なお水が大好きです。給水ボトルの水は気が付いたら新鮮なものと交換するようにして、水をよく飲ませておく事は健康管理上大切なことです。
5食餌の急変:先に記述しましたように、餌の急変は危険です。入院時には今まで与えていた餌を持参するように飼い主に伝えて下さい。
6環境ストレスとしてウサギが嫌うものとしては:
a 捕食動物の接近、
b 優勢な相手あるいは競争相手の接近、
c 社会的序列の変化あるいは不安定さ、
d ケージの変更、移送、
e 極度の天候や気温の不順
f 仲間の喪失、
g 疼痛や手術に伴う疼痛、術後癒着、
h 鉛等の毒素や異物の摂取 
等色々あります。入院中のウサギがこうしたストレス要因と遭遇しない様な看護が求められます。

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ウサギの臨床看護学:入院ウサギの取り扱い上の注意点

  • 2009年12月30日(水)13時30分
  • by 中津動物病院 院長

複数のウサギが同時に入院している時にはウサギの取り扱いのは特に次の事に注意する必要がある。
1成熟(3ヶ月令以上)したオスは互いに激しく闘争する
→ケージ掃除時に、運動時に同じ空間に2頭の雄ウサギを置かない。オス同士が出会うと相手を殺すような攻撃を加える。
→眼をえぐり出す。頭骨や脊椎をかみ砕く。
いずれも相手の存在を許さない攻撃で、回復不可能な損傷を与えるから、瞬時の接触も無いように看護すること。

2成熟した雌は何時でも交尾を許容するいわゆる交尾排卵動物なので、成熟した雌雄を同じ空間に置かない。
   ○交尾すると必ず妊娠する。
3ウサギはパスツレラ菌に抵抗性が低く、容易にその増殖を許すので、クシャミをしているウサギのケージはビルコン等のウイルス不活化作用のある消毒剤を充分に噴霧してから、拭き取り、乾燥してから次の入院ウサギを収容する。またネコの口内にはパスツレラ菌が75%以上の確立で見つかり、ネコは発病する事無く共存している。したがって、ネコを収容していたケージにウサギを収容する時も同様の厳重な消毒が必要である。

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ウサギの臨床看護学:保定上の留意点 1

  • 2009年12月30日(水)12時50分
  • by 中津動物病院 院長

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骨量と胸腔容積
同じ体格のネコとウサギを同じ撮影条件で撮影したレントゲン写真を観察するとネコの骨は白く写り、ウサギの骨はかなり黒く写る。これはカルシウム沈着量がかなり少ない事を示している。
$FILLE1
ネコの骨は比較的白く写っていて、カルシウムが沢山沈着している事を示している。下のウサギでは骨は薄くもろい。胸腔も狭い。

体重に体する骨の重さいわゆる平均骨量は、ウサギでは体重の8%、ネコでは13%であると言われている。こうした骨量の少ない骨格を有するウサギは骨折や脱臼を起こしやすい素因があると言える。
●外傷性後躯麻痺(脊椎骨折)の予防の為の保定法
ウサギは背中を丸く保定するのが心理的に安定している。前胸部と臀部を掌を当て、前後から挟む様な力加減で背骨を彎曲するように保持すると動こうとはしない。こうして背中を丸くした姿勢を保ちながらケージから引き出し、診察台上に移動する。
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台上では、大きめのタオルを拡げて上から掛け、前肢をタオルの上から持つ、腰部にかかったタオルは上に待ち上げて、腰部を圧迫していない事を確認する。
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保定者の姿勢は背中を伸ばして覆いかぶさらないように常に注意する。決して保定者の体重をウサギに掛けないで保定を続ける。
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良い姿勢の保定
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決してこうした体重の掛けた保定姿勢をしない。
飛び跳ねる時は自由にさせる。台上から落さない事に集中する。そうして始めからやり直す。やり直す事が大切です。ウサギは繰り返す刺激に慣れてやがてやりたい事が出来る動物です。要点は腰部にかかっているタオルは常に緊迫していないように留意し、飛び跳ねるのを押さえつけない事である。ウサギの多くは良く我々にやりたい事を受け入れてくれますが、中には激しく抵抗する個体も無くはないです、特に5才を超える老齢のウサギではイソフルレンのマスク麻酔か、ドミトールで短時間の鎮静状態で処置をする事が推奨されます。
万一脊椎骨折を起こした場合の臨床症状は後躯蹌踉(腰がふらつく)あるいは下半身麻痺を起こして、いざる様に前足だけで前進する。後躯の皮膚感覚の喪失し、痛みに反応しなくなる。また尿貯留が感覚できなくなり、膀胱がいっぱいになると尿を漏らし始める。いわゆる尿失禁がおこる。排糞障害は餌を食べていると自然に圧力で排泄されるので通常は起こらない。こうした動物のレントゲン所見では第六腰椎〜第七腰椎(L6〜 L7)に骨折・脱臼が好発する。こうした医原性に疾患を発生させないように看護士、獣医師ともにウサギの診察時の注意事項について日頃から研鑽しておく必要がある。

また写真を見ても判るようにウサギの胸腔は肩甲関節から股関節間の距離のおよそ1/4であるが、ネコでは1/3を胸腔が占める。したがってウサギでは胸腔容積は明らかに小さい特徴がある。肺炎等で、呼吸困難あるときは酸素不足からくる突然の心停止に注意する必要がある。不測の事態を回避する為にレントゲン写真撮影まえには酸素化必要で、30%以上の酸素濃度を維持してICU(集中治療ケージ)に30分以上収容して慎重な対処をする事とする。

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ウサギの臨床看護学:保定時の留意点2 レントゲン撮影時の保定

  • 2009年12月30日(水)12時47分
  • by 中津動物病院 院長

カセット上に横臥させるときは肩と腰をに手を当てながら、ウサギの体をカセットに押し付けるように回転させる。
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肩と腰は軽く押し続けながら、
ファイル 181-2.jpg
保定者の手はカッセトから出るようにウサギの四肢の先端部を握る。少し引っ張ってウサギの肘がカセットから出るようにする。また背中の線をカセットと平行にすると臨床診断に役立つきれいな姿勢の写真が撮影できる。
ファイル 181-3.jpg
ウサギが逆らうときは決して無理をせず、最初からやり直す事が大切でウサギは繰り返す刺激にすぐに慣れてすべてを受け入れてくれる動物である。

仰伏位で撮影するときは、四肢を持って、体をカセットに押し付けるように仰向けにする。互いに少し引き合って、ウサギの体を伸ばす。前脚を持った手を先端まで待ち替えて、顔をウサギの両前脚で挟む。
後脚は膝関節を少し内側にひねって大腿骨を平行に保持する。ウサギの正中線をレントゲンの照射野の中央を示す線上に合わせると、姿勢のきれいな写真が撮れる。

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ウサギの臨床看護学:ウサギの抱き上げ方

  • 2009年12月30日(水)12時46分
  • by 中津動物病院 院長

ウサギは後足に体重をかけて生活しています。そのため体の後へ行くほど筋肉とそれを支える腰椎が発達しています。しかし骨格へのカルシウムの沈着量はのネコのそれと比べてかなり少ないです。言い換えれば、強い外力で容易に腰椎の骨折を起こし易い動物と言えます。4〜5才を過ぎて、特に老齢になってからは、ますますカルシウム量が低下します。そのため強く自力で飛び上がっただけで腰椎骨折を起こす事があります。こうしたウサギの骨と筋力との関係を理解した上で、上手な抱き上げ方は背中を丸くしながら抱き上げる事です。前胸部と臀部を前後に少し強く圧迫すると背中が丸くなります。そうした力を加えながら持ち上げますと、ウサギは不安を示す事無くじっとしています。もし、少し動くようならもう一度やり直します。何回も繰り返す事で必ず出来ます。一度始めたなら出来るまでやり通す事がウサギの心理上とても大切な事で、やがて繰り返す刺激に慣れて何でも受け入れてくれる動物です。短距離なら、このまま運んでも良いでしょう。
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少し長い距離を運ぶ場合は、背中を丸くして持ち上げられたなら、顔を腋の中に包み込むようにして視界をふさぎ、その手で臀部を腋の方に押しながらウサギの背中を丸くし続けると安心して運べます。
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ウサギに対して安全で、安心できるように持つ事を保定と言います。上手に保定で来ますと、ウサギは少しも動きませんし、被毛の手入れ、爪切り、足裏の手入れ等の飼い主がやりたい事ができます。
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上の写真は爪を切る時の保定法で、膝の上に背中を丸くしながら、仰向けにゆっくり寝かせます。起き上がろうとする時は始めからやり直します。遂には膝の上に寝かせる事が出来ます。仰向けになったなら1分くらいは待って下さい。そうするとウサギの緊張が取れて足先が少し脱力しますから、こうなってから、静かに体に触ってみて下さい。次いで足先にも触ってみましょう。ウサギが静かにしている間に爪を切りましょう。ほんの先の透明な所を切りましょう。深爪では出血させます。ウサギによってはこうした姿勢は生まれて初めてで、しかも足裏に体重を感じないので、後足の神経と筋肉に今までに無い混乱が生じてウサギの後足が震え出す事があります。すぐに慣れます、その姿勢でもう少し待ってください。
動物病院内で、獣医師から安全な保定法の指導を受けられますので、御申し出ください。
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ウサギの臨床看護学 不適当な保定法

  • 2009年12月30日(水)12時45分
  • by 中津動物病院 院長

悪い保定法=脊椎骨折を起こす恐れの高い保定法
いずれも、後躯の自由度が低い為に、ウサギが跳んだ時に腰椎に全ての筋力が及ぶ可能性がある。
1ウサギの体全体をタオルで包み込み事。
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2狭い袋に収容する事。
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ウサギの臨床看護学:ウサギのカロリー要求量の計算

  • 2009年12月30日(水)07時09分
  • by 中津動物病院 院長

ウサギの栄養要求(kcal)の理論的計算法
1呼吸や心拍の維持等の生命現象の継続の為に必要な熱量(基礎代謝量)は次の計算式で求められる。
   ●基礎代謝量=[体重kg]0.75×80
計算する際は体重はkg単位で入力し、その0.75乗を掛ける。80はウサギ固有の代謝係数である。

2次に、敵から身を守る為に逃走したり、繁殖活動や餌を探し求める為に費やされる熱量は基礎代謝量の25%を加算して求められる。これを維持代謝量という。
   ●維持代謝量=[体重kg]0.75×80×1.25(25%増)
3次に、成長や、外傷からの回復等に要する生命状況に応じた熱量が必要で、状況に応じた係数を乗じて求める。
 ○妊娠期(1.35〜2.00倍)
    =[体重kg]0.75×135〜200
   胎児形成に必要な熱量が加算される
 ○授乳期(3倍)
    =[体重kg]0.75×300
 ○維持期=[体重kg]0.75×100
   体重の維持が目的の時は維持代謝量と同じ数値である。
 ○成長期(1.9〜2.1倍)
    =[体重kg]0.75×190〜210
 ○減量期=(0.95倍)
教科書的には0.75〜0.8という理論値が示されているが、減量はゆっくりと行うのが、肝リピドージスを防ぐ意味から臨床的には大切な事で、係数はここで示す0.99〜0.95%に留める必要がある。
0.75乗は電子計算器で行う時は3/4乗として、体重Kg×体重Kg×体重Kgとして計算し、さらに2回√を開く(√×√)と求める解(カロリー)である。したがって体重1Kgのウサギの維持熱量は
 1×1×1×√×√×係数80=80kcalとなる。
体重1kgを維持する時はこの熱量が一日に摂取できればよい事になる。このウサギが成長期(10ヶ月令未満)であれば、
   80×2.0=160kcalが必要である。
飼料にはカロリー表示されているものを選ぶとその飼料の一日の給与重量が判明する。

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